2011年10月25日火曜日

ハロウィンになれば思いだすもの



もう、14年前になるのか。ちょうど結婚してから三ヶ月たち、何をやっても楽しい時期だった。夜の10時頃に突然、姉貴からの電話「母さんが、救急車で運ばれた。」と。その時はたまたま、ビールの500缶をしこたま開けていたので、自動車を運転すれば、即、飲酒運転だった。酒が醒めるのを待ち、眠らずに朝を迎えた。確か、8時ちょっと過ぎに病院についた記憶がある。今まで見たことのないヨレヨレになったオヤジと不安な顔をした姉貴が、面会謝絶の部屋にいた。オフクロはクモ膜下出血だった。出血量は007㎜くらいで、全開頭手術しなくても出来るが、出血した血液を全部抜き、止血をしなければならないとのこと。カミさんも会社を早退しきて、全開頭か、一部開頭か家族会議を開いた。その間、オフクロは「ごめんな〜。大丈夫だぁ」を繰り返すが、左半身は駄目たたった。オヤジは一部、俺は全開頭と意見が別れたが、止血まで完全にできるとすれば一部では無理と判断し、全開頭手術に決定した。オヤジは「少し痛い手術するがらな、」とか、意識朦朧のオフクロに囁いていた。そして、手術のサインをする時に。俺がサインした。胸の中で「こういうときはおめぇがサインするんだろ!」とオヤジに怒っていたが、それくらい。パニックだったんだな。厄介なことにオフクロの血液はRH-のO 。またまた、同じ町内に同じ血液の人がいたので、大事の時に備えて頼んではみた。快く了解してくれた。手術中も心配で来てくれた。幸い、自分の血液だけでまにあったので、輸血はしてもらわなかった。手術時間は予定より、長くなった。おやじは「まだまだかぁ!」と騒ぐばかりだった。ようやく、「手術中」のランプが消えた。オフクロは麻酔が切れて来たらしく、わけのわからないことをわめきだした。「誰だ、オレの了解もとらねで、あだまひらいでよぉ!」とかうわ言いいはじめた。これは、やっぱ駄目なのかなと思ったりしたもんだった。看護士さん曰く、「殆どがこうだから、麻酔が切れれば、ケロット自分の話したことわすれてるよ。」と云われて安心した。案の定、手術室から病室までの自分の発言は覚えていなかった。しかし、この「人の頭、勝手にひらいて!」は病院で結構有名らしい。幸い、オフクロは後遺症も少なく、日常生活は普通に暮らしている。まぁ、これからも頑固ジジイと仲良く暮らしてもらいたいものだ。



Posted via Blogaway

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