10月12日は、ショップ主催のサイクリングだった。参加者は約20名ほどだった。いつものピタッとしたジャージを着たメンバーが集まるのではなく、普段着からバイクジャージを着たメンバーなど様々。当然、ゴリゴリのロードタイプだけではなく、ランドナー、クロスバイク、素材はカーボンからスチールまで多岐に。
脚力もバラバラなんで「亀さんチーム」「兎さんチーム」に別れてのライドに。どちらのチームにしても、峠ごえはあるので比較的走りごたえがあるコースとなっていた。
前日に申し込んだら「当然、兎さんチームだすよな(^-^)v」と店長から言われる。兎さんチームのコースは今まで走ったことの無い、秋田市在住クライマーの聖地「高尾山」往復が組み込まれている。兎さんチームのメンバーもそれなりのバリバリに走るメンバーがくるのかなぁ?と思いながら家についた。
当日は自走で集合場所に向かった。10月上旬なのにやたらと寒かった。震えながら、何とか集合場所につく。やはり年長者は自動車で集まっていた。そうううことを考えれば、自分はまだ若い方なのかなと。まぁ自転車歴はかなり若い方であるということは事実なのだが。兎さんチーム、亀さんチームの希望をとると、何と兎さんチームは六人しかいない。
兎さんチームからスタート。亀さんチームとの分岐地点で、「先頭、速すぎ!」とのクレームが。自分は丁度良かったが後のメンバーはキツかったのかも。しかし、緩い坂道になってからも、更にスピードアップ!高尾山アタックの前に、またまた大ブーイングが。そうこうしているうちに高尾山の入り口に。今まで先頭を引っ張ってきたKさんが「みんな、未経験者みたいですので、経験者の私はあとから行きます。」と。
仕方無く、先頭を走る。国道と言いながら4m道路は、うっそうとした森のなかを縫うように登っていく。大体同じような斜度が続くが、時折現れる終わりが見えないブラインドカーブで気持ちが折れそうになる。
「もう駄目か?足をついちゃおか?」と思わせるカーブが現れる。「山荘まで1km」の看板からが地獄。リアの最後の1枚だけを根性の御守りにして、ペダルを回し続ける。
足をつかないで、山荘の入り口を通過。「まだ行けるな。てっぺんでどこなんだろう?」と休憩なしで頂上を目指した。少しいくとまた登りがでてきて、携帯電話会社のアンテナが見えた。「あれが、てっぺんなのか?」とペダルを回すと右に入る道があったがチエーンをはって通行止め。「まぁ、いいや」と引き返す。しかし、その入り口手前の標柱がてっぺんだったとあとで知る。
山荘前で暫の休憩後、亀さんチームとの合流地点に向かう。峠の頂上から、後は下るだけ。下りは晴天の下で、清々しい秋の冷たい風を受ける。初めてのコースなせいか、目に映る風景は新鮮なものばかり。途中の亀田大滝を見物。紅葉には少しばかり早いようだった。体が冷えきる前に峠を下りた。
県道に入ると合流地点まで5,6kmなのだが、一つ峠を越えなければならない。ここで皆は「また坂じゃん┐('~`;)┌」と声を荒げる。自分からすればまだ我慢できる斜度。早く合流地点に行きたいがためにマイペースでトップでペダルを回した。下りになってからも、追い風が気持ちが良くて、平均32,3kmで進み、合流地点に到着。
丁度、昼になっていたので、Oさんがお奨めの「天ぷらそば」を食べたかったが、生憎、その店舗は休み。連休の中日に休むなんてどんな店なんだ!と思いながら、たんぱく質補給のため?モヤシラーメンで胃袋に詰め込む。
帰りは兎さんチームから亀さんチームに二人移り、亀さんチームから兎さんチームに一人加入で一名減になり帰路に。
そうか、さっきの気持ちが良かった下りは、苦痛以外の何物にもならないことに気付いた時はもう遅い。とにかく、この峠を越えなければ家に帰ることが出来ない。「こりゃ、何とか自分のペースで走るしかないな!」と先頭に立ってペダルを回した。ほんの数分前には快適に下ってきた道は苦痛以外の何物でもなくなってきた。思いの外早く「亀田大滝」に到着して皆と小休止。既に兎さんチームからは笑顔が消え、不健康なオヤヂの団体となっていた。
対向車が来なかったので、キツい斜度には、道路をいっぱい使って走っていたが、ブラインドカーブで、この狭い道幅いっぱいのHAMMERが下りて来たときには、一瞬、ペダルから足を外してしまおう、としたが、「もう少しで頂上だ!」と言い聞かせて何とかクリア。
往路の頂上と間違えた携帯電話会社のアンテナが見えてきた。何とも言えない安堵感が湧いてくる。「確か、二ヶ所登りがあったな。」と思いながらペダルを回す。予想外に早い時間で頂上に到着。この間、正体不明の雑木からの雑音にビビったこと数回。あれは山菜取りなのか、はてさて熊だったのか、今となっては判らない。確かにその場所は栗が沢山路上に落ちていたので、熊が出てきてもおかしくない場所。皆が頂上に揃ってから山荘で休憩。山荘まで下りで、TさんとKさんがハスる寸前のアクシデント発生。最初はわざとかな、と思っていたがマジだっとのこと。
山荘で休憩タイム。ここから眺める仙北平野は行きと帰りでは、また違った風景となっていた。亀さんチームはとっくにスタート地点についていたらしく、サポートカーが山頂に到着。何といっても、この峠の往復を後ろ5枚で、ノーマルペダルでクリアしたSさんは鉄人だと思う。やっぱり、自転車は金額で無くエンジンなのだなと!
体が冷えてきる前に下る。登りの時とは違い、日陰の箇所が増えている。ほんの2,3kmしかない坂なのだが、ブレーキレバーを握る手が疲れる。「これくらいの距離でこんな感じだったら、ヒルクライムみたいなレースは、自分には向いていないなぁ。」と思いながら下る。
冷え始めた体には、追い風と言えども時間がたつにつれ、堪えてくる。出発地点まで河川敷のサイクリングロードを進む。
亀さんチームは、既に解散したようだった。夕暮れも近いので、他の皆と到着を待たずに家路に向かった。時間はかかったが心地よい充実感に包まれながら。
この日の走行距離は102km。そして、家についてから「お父さん、ランニングの練習忘れてないよね?」と、次の週に控えているペアマラソン3.1kmのランニングを。うーん、全ての走りにおいて充実した日曜日なのであった。



0 件のコメント:
コメントを投稿