最周回に向かう前に、頭から被り水を。
最後に熱中症でリタイアだけはしたくない!と思って。制限時間にはまだ3時間以上はあったはず。
昨年はよく、六周もしたものだよな。信じられない。今回はタイムとかではなく、完走したもの全てが勝者なのではと。
最初の急坂で、先程一緒になった若者から追い越される。もう順番はどうでも良い、とにかく折り返しの頂上に昇らなければ!この思いで足を動かす。もう四周目と同じくスローインターバル走法でなければ、登って行くことは出来ない。
二つ目の激坂でハーフの選手を追い越す。
ホントに限界点は見えてきていたような記憶が。。。
インターバルの到達点が、タニウツギからゼンマイへ。最後は大きい石に変わっていった。そろそろ頂上は近いと思うが、小鳥のさえずりしか聞こえて来ない。少しではあるが人間達の会話らしい雑音が耳に入ってきた。幻聴ではない。右手に携帯電話のアンテナが間近にみえたのだから。
「あーっ、もうここに来ることは無いっ!」って昨年も思ったよなぁ。また今年もこんな思いをするなんて、自分はただのおかしいヤツなんだよな。
折り返し地点とエードのボランティアに感謝の挨拶をして、怪我に注意しながら下って行く。感じる風はぬるい。
記念に星野リゾートの写真を撮影したりぬるゆるのまま下る。ゲレンデ入り口のボランティアスタッフにも感謝の挨拶をして通過。
「おーっ、ホントに終るんだよな!」って思いながら木陰のトレイルに。
木陰は涼しく、心地好いままに最後のゲレンデに。フィニッシュ地点は見えている、転倒して怪我だけが注意。何とか下って、ラグビー場に到達したところで40代以下の表彰式が始まった。でも、ハーフの選手は皆帰ってしまった感じ。選手が昨年より少なかったので仕方無いことなのかも。
フィニッシュラインへは、トライアスロンのフィニッシュルールを真似て、サングラスを外してフィニッシュした。
「良く解らないけれど、これで終った」
大鰐モヤシたっぷりの豚汁を食ってから着替える。
昨年同様、カーフガードは脱ぐことに悲鳴を上げる。少しでも変に動くと痙攣が発生して大変だった。
成績を見ると、またまた年代別で一位。
「えーっ、表彰式待たなけりゃねぇーな」って、後続を待ったが、二位の選手はフィニッシュしてからサッさと帰るしな!
三位の選手を待っていると、済まなそうにことを言ったけれど、全然関係ない。このレースは完走したもの達全てが勝者なのだから。
あとでスタッフに「この時期だったら、距離はハーフが限界じゃね?」と言うと、「来年のマックスはまたフルに戻します!そして、到達点は頂上を目指します。問題は時期なんです。四月後半とかヤりたいんですがぁ」って。
「まだ、雪あるんじゃねーの」ってオレ。
「その点を含めて検討中です。」って(-_-;)
クレージーだよな。来年は年代別三連覇目指すか、ボランティアでお茶を濁すか、どっちだろ?
非常に困るのであった。四月だったら仕上げることは無理だし。。。。
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