6月15日、今年初めてのトライアスロンのレースがあった。レース参加は今年で二回目。まだ右も左も良く解らない。バイクでパンクしてしまい、完走して「骨折り損のくたびれ儲け」で帰り道を運転してきた苦い記憶が今でも鮮明に。
どうしたことか、今年は天候に恵まれず、スイムが中止でラン3.5kmに変更。ここに来た以上、体調が悪い訳でもないので棄権する理由はない。娘の試合の全県大会出場の要請と引き換えにランの50分キリを約束してきた。スイムからランへの変更でデュアスロンになってしまった訳だか、ここ二ヶ月はランの練習に時間を割いてきた。1stランでどれくらいの位置取りになるのか不安であったことは隠せない。自分も含めてスイムが得意な選手たちはがっかりしていた。
昔、ボディーボードをやっていたので、波のサイズへの恐怖心はあまり無い。大体、コースセッティングは、防波堤で囲まれた場所で漁師さんとか、海のプロが行うので波乗りみたいに、予想外の場所に流される心配もない。あれくらいのサイズでは、泳ぐことができたはずだが、参加者名簿の年齢を見ると、半分くらいは40代以上だし、最高齢は70歳代。それも限りなく80歳代に近かったしなぁ。
ウェーブスタートはスイム同様に二分刻みのまま。スイムのスタートは自己申告と過去のデータから、年代に関係なく早い人は第一ウェーブからスタート出来る。デュアスロンになってからは、スイムで第一ウェーブを希望していても、自分の年代に変更可能。でも、明らかに第一ウェーブは無理だろっ!という選手も目についた。
スタートのホーンが鳴り渡り、第二ウェーブもスタートした。全体的に、予想より遅いペースに感じられた。といいながら第一ランは136番目。まぁ350名オーバーの参加者なのだから、これくらいの位置取りは、昨年のデュアスロンと比較すれば予想以上の位置だった。やっぱり、トランジッションにバイクがいっぱいあるうちに到着出来ることは気持ちがいい。
バイクに移ると、先日思いついたセッティングがバッチリきまり、快調に漕ぐことができた。昨年は快調に漕ぐことが出来たのは二周目まで。抜いたり抜かれたりしている間に二周目が終わろうとしていた。昨年は三周目に入る手前でパンク&落車。
落車場所を通過する際、「減速し過ぎじゃね!」というくらい、慎重なハンドリングとなっていた。「やった、三周目!」気合いを入れてペダルを回す。ドラフティングぎりぎりで、二、三台のパックで進み、心拍数は160くらいまで下がった。ランの目標の50分キリは射程距離に入った。しかし、前のバイクのスピードが落ちはじめてきた。ここで抜きにかかれば、一気に心拍数が上がる。今まで前のバイクの選手は自分の風除けになってくれたので、トランジッションまでの間は「今度は自分が風除けになってやるか!」と抜いた。前のバイクの選手はかなり楽になったと思う。
心拍数は171まで上がり「こりゃランはダメポ」と思いながらシューズのベルクロを緩める。いつものことだが、最後のランで栄養食の補給を忘れる。今回も補給なしでラン突入。公園の中を一部通過するコースで、自分が通過するときは前日の雨のお陰でぐちゃぐちゃ。アスファルトの上に出てから、脚の踏み出しを大きくしようと思った。しかし、脚が言うことを聞かない。普段のストライドの半分しか出来ない。「やっぱ、上田藍のランは凄すぎるよなぁ!」と思いながら走り続ける。
最初のエードステーション手前で考えてしまった。「ドリンクを飲むか、スポンジだけにするか?」うーん、どうしよう?と思っていても、勝手に左手はドリンクをとっていた。相変わらず、走りながら飲むのは苦手。コップを捨てたあと、すぐにスポンジを右手に。一回目の折り返し点でピンクの輪ゴムを左手に。よしっ、もう二回とも、このオッサンから輪ゴムをはめてもらうぞ!と決めて走る。一周目が無事に終わり二周目に入った。
ここでランのタイムを計測していないことに気づく。やはり二周目は辛い。右から輪ゴムを二つしている選手に抜かれる。トップ集団から一周差をつけられていた。心拍数は180を越えていた。「んー、これは最終目的は完走か。。」この弱気さえなければ、もっと良いタイムが出たのかもしれない。
折り返し点で、一周目と同じオッサンから輪ゴムをもらう。少しでもエイジの順位を上げようと同じ年代を探すが、周遅れだったりして見つからない。二周目が終わりに近づき、ゴールに近づくとゴールフィニッシユのコールが聞こえてくる。「あと一周!」と気合いを入れる。ラストの周回は、気分的に短く感じる。折り返しの輪ゴムもオッサンからはめてもらう。「あと1km」の看板が目に入った時から、前の選手は全部抜いた。これは「午年」の性なのか。
2時間21分、完走326人中132位でゴールフィニッシユ。順番も半分より上なので二回目にしては上出来。残念ながらランのタイムは50分58秒だった。
考えてみれば、ゴール後、果物を口に出来るくらい余裕があること自体、まだ頑張りが足りなかったような気がする。50分をキッたアクアスロンの時は、ゴール後には果物でも体が受け付けなかった。あれくらいの状態でなければ50分はキレないのだなと。
少したってから、強烈な空腹間が襲って来た。おしんレース名物の「カレーライス」を喰らう。この時ほど「カレーライスは飲み物」というコトバを感じたことはない。黙っていても二杯はいける。パンク&落車で終った昨年のカレーの味より格段に旨い。
カレーライスはさておき、タイム、順位を考えてみれば今回はデュアスロンだったが、自分の泳力からすると、今回のタイムに12,3分を加えるような感じになる。ローカル開催のトライアスロンの参加者の殆どはスイムが苦手っていう人が多い。スイム中止で喜んでいた選手は少なくなかったと思う。
スイムが得意な自分としては、ほんの少し残念な気持ちもあるが、もし、スイムを実施していれば、五人で済んだ抜かれた人数が倍以上になっていたような気もする。多分、順位は132よりは上がっていたのかなと。一応、ランで10人は抜いた計算になる。やっぱオリンピックディスタンスは「ラン勝負」なんだよな。
さてと次回に備えランの練習に力をいれなきゃな。



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