峠の入り口でなめこ汁を。昨年は噎せてしまって大変なことになったが、今年は大丈夫だった。心なしか昨年より人だかりが少ない。
使う筋肉をスムースに大臀筋モードに変えなければ、この峠はクリア出来ない。昨年は体が勝手にシフトチェンジして「羽が生えたような感じ」で追い越せた。ことしは登り坂に入ったら、脚を踏み出す度に「ケツ、ケツ」と心の中で唱えながら走っていた。すると、キツイ勾配のところでも脚に負担はかからなかったが、心肺系が追い付かなくなったような。
夏場は昨年より走行量が少なかった分、劣化したよう。というか、昨年よりかなり早い時間で峠に入っていたので、登坂能力が高いランナーが多いということまで、頭は回らなかった。
仙北市と北秋田市の境目まで、追い越されることはなかったが、昨年並の順位上昇は出来なかった。
巫女さんが完走祈願をするプライベートエードを過ぎれば、ようやく仙北市とオサラバ。今年はその場所でコーラをいただく。さすがに炭酸飲料の糖分は効く。登坂で低血糖状態になった体への急激な糖分補給のせいか、薄暗いスノーシェイドの中で、若干の目眩が襲ってきた。
しかし、下り坂は止まりが効かない。腰を落として走れば、膝、大腿四頭筋に負担はかからないたいうが、既に30数キロ走った体には、そこまでキープ出来る体幹からは程遠いモノになっていて、なすがままに下り坂を駆け続けた。
大覚野峠は登りより下りが長いってことに気がついた。気付いたときには、既に左膝の外側が痛み始めてきた。
ほぼ20分おきくらいに、消炎剤の「スミルスティック」を塗りたくる。
下りも緩くなってくると「比立内までもう少し」という気持ちでテンションが上がる。
今年は左足の異常発生で、もう一人の自分が「リタイアした方がいいんでないっ?」と。リタイアは簡単に出来る。しかし後悔は取り戻せない。昨年はなかった自分との鬩ぎ合い。「最悪比立内、最低はF木さんが待っている前田までだなっ」と弱気の自分が大きくなっていた。
「道の駅あに」まで1kmの看板が目に入った。腕時計を確認すると、昨年の同じ地点の通過タイムよりかなり早いことが判明。「走れるところまで走ってあとは時間を目一杯つかうしかないのかな」と強気の自分が頭を持ち上げる。
長いスノーシェイドを抜けると、大覚野手前で追い越していったS村さんが目に入ってきた。橋の上で追い付き、中間地点へ一緒に通過。長めの休憩をとるが、脚の疲れは全然取れない。
その時「このペースで行けば、阿仁でマッサージを受けても待ちの行列は出来ていないはず」とひらめく。
右側の沿道で応援する人たちが切れかけた時、見覚えのあるロードバイクが目にはいる。自転車仲間のDさんとSさんだった。そういえば昨日FBで応援バイクツアーを呼び掛けていたな。
自分から声をかけた。少しビックリした表情で「まさか、タカハシのサイクルジャージで走ってくるとは(゜ロ゜;」と驚かれる。「ワラーチでなかったの?結構良いペース。絶対完走してね!」と言われた。
脚の不調をアピールしたが、先程の弱気の自分はかなり小さくなった。弱気な自分が大きくなり始めた時の知り合いの声援ほど力になるものはない。
50kmのスタート地点では、大曲の韋駄天のMさんが仲間のサポートで来ていた。わざわざ右側を並走して撮影&声援。「シューズ似合わねっすや!」と労いの言葉を。
こりゃ弱気になんてなっていられない、まずは阿仁のマッサージまで頑張ろう!
2018年12月13日木曜日
今年のレースのぉと3の3
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