2019年9月24日火曜日

令和初の狂走極秋の陣その四

ローソン過ぎの下りは、足裏にダメージを与える。ラスト五キロくらいしか無いのだが。
最後の登りはあきた北空港滑走路の真下。
下りよりは登りの方が、足裏のダメージは少ない。ここまで来ると、ゆっくり庇いながらはしるか、痛みを我慢して、なるべく早くフィニッシュして物語を終わらせるかしかない。自分の性格上、自然と早く終わらせる方を選んだ。
鷹巣の街が一望出来る交差点に到着。「ここまできたんだよなぁ」って感慨。交通量が多い信号なので、警察官指示に従わなければならない。いつものトレーニングでは、信号機が点滅に変わっても横断したりしていたが、ここではそうはいかない。
 交差点を横断し、最終エードまでの下りは長い。エードを過ぎてからの下りはもっと長い。
 最終エードで、大腿筋、ハムストへ最後のスミルステイック消炎剤投入して、ゴールへ向かう。最後の下りが足裏にダメージを与える。「あと2km」の看板から指の痺れがMaxに。最後の1kmまで歩くことにした。ダラダラ歩かずにキロ9分台をキープして。
   商店街手前では「お帰りなさい!ここではまだ歩いていても大丈夫だよ。商店街にはいってからははしってねo(^o^)o」って、優しい声援をくれる。ただ「がんばれー!」だけが声援じゃないんだよな。
  「あと1km」の看板から走り始める。アーケード街に入ると、レースNo毎にフルネームで商店街用のスピーカーを使ってコールされる。これがあるから歩いてなんていられない。
 アナウンス席を過ぎて、後続選手のコールにさっきローソン過ぎで別れたMKさんが。
こんなキツかったレースにランニング仲間とフィニッシュ出来るなんて!
「一緒に行くで!」
「オレ、スピード出せないけど、よろしく。」
って会話のあと、交差点を右折。
「あれっ、100と50って、フィニッシュゲート別だっけ?」
「確か!」
「二人で手を繋いで上げて、フィニッシュ出来ないな。残念( ̄∇ ̄*)ゞ」
大太鼓を過ぎると補助員からコース誘導。やっぱり手を繋いで上げるフィニッシュは出来なかったけれど、今まで一番充実感があったフィニッシュになった気がした。
 まだ三回目の完走だから大したことは言えないけれど
フィニッシュ後のホスピタリティーが向上していてビックリ。足のクールダウン用場所までのアテンド、アイシング用タオル、氷のサービス、ドリンクとか。。。
  手荷物を受け取り、着替えて一休憩して、他のメンバーをさがしてガッカリ。
またまた、自分を誘った先輩はリタイア。それも大覚野手前だったし。おまけに風呂にも入ってきているし、ビールも二杯目飲んでたしな。
  今回は、1月から8月までの練習量も少なかったし、後半は親の通院の世話で週末の練習時間がとれなかったりして大変だったけれど、何とか完走。それもLunaサンダルで!こんなときこそ「自分自身を誉めてやりたい!」なのかな。
令和初のウルトラマラソンはこれにて打ち止め。。。

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